VultrのWindows 2012 R2はVDI構築ビジネスを殺すのか

憧れの、煽りタイトルでです。調べはじめは「ライセンス的に殺せないでしょ」と思っていましたが、どうやらそうでもなさそうです。

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Vultr の Windows 2012 R2 x64のライセンスはおそらくSPLA

VultrではWindowsのインスタンスは時間単位でいくらでも払い出せます。また、払いだされたインスタンスは(原理的には)インターネットから誰でもRDP接続することが出来ます。サービス提供元であるVultrは誰がどれだけサーバへログインしてくるかわからないことを考えるとCALの不要なSPLAの契約になっていると考えるのが自然です。

VultrのFAQなど調べては見たのですが、ライセンスに対する言及は見つけられませんでした。が、このエントリーはVultrのWindowsのライセンスがSPLAであることを前提とします。この前提はあくまで推測であることをご留意ください。

SPLAとは何か

Microsoftのサイト「SPLA の基礎知識」(2015年3月11日現在)に次のように説明されています。

 ホスティング サービスや ASP サービス、SaaS など、外部の第三者にソフトウェアやオンライン サービスを提供するサービス プロバイダーが Windows Server 2012 を利用する場合、Services Provider License Agreement (SPLA) が必要になります。

そして、通常のボリュームライセンスとの差異を次のようにまとめています。

20150311_SPLA

SPLAのポイントは、「複数サーバへの第三者のアクセス」を許可しており、「Windows Server 2012 利用者のCAL」が不要なことです。

SPLAでWindows Server 2012をデスクトップ利用可能か

問題はデスクトップ用途での利用がライセス的に許可されているのかです。「SPLA の基礎知識」にも次のように記述されています。

20150311_SPLA2

明らかにサーバ用途を想定しているように感じます。当初、デスクトップ用途での利用に何らかの制限があると想定していました。しかし、調べてみると明確にDaaS用途での利用に対するドキュメントが見つかりました。

Additional Microsoft Desktop Applications

If any additional Microsoft desktop applications are part of your DaaS offering, a Subscriber Access License (SAL) for the additional desktop application(s) is required for every unique user who is authorized to access the DaaS solution. Only user SALs are available for applications delivered as part of a DaaS solution (Device SALs are not available).

For example, a DaaS offering including Microsoft Office and Microsoft Visio drawing and diagramming software would require, in addition to the per processor licenses for Windows Server, a user SAL for the following products for each authorized user of the service:

  • Microsoft Office
  • Microsoft Visio
  • Windows Remote Desktop Services

SPLAで提供されるWindows Serverに接続するユーザ側が適切なライセンス(Subscriber Access License)を持っていれば利用可能と読み取れます。DaaS用途での利用についてMicrosoftとしても想定済みで、Office等のアプリケションの利用についても明示されているわけです。

VultrのWindows 2012 R2はDaaSとして魅力的か

結論から言えば人(企業)によります。では、もともこもないのでAmazon Workspaceと比べてみます。

20150311_Amazonhttp://aws.amazon.com/jp/workspaces/pricing/ より

次に、Vultrのプランです。
20150311_Vultr

どうでしょうか。低スペックなプランなほどVultrの方がお得感がでます。Vultrは時間単位の課金ですが、Amazon Workspaceも日割りで計算されます。企業ユースでは対した差はないでしょう。VultrはWindows Serverなので場合によっては2セッション同時利用も可能なのはポイント高いかもしれません。やはり、魅力的かどうかは人(企業)によります。

結局VDI構築ビジネスを殺すの?

Vultrが殺すのかどうかはわかりませんが、最終的にはDaaSがVDIを殺すと考えています。その前に、“デスクトップ環境”自体が、スマートデバイスであったり、iOS、Androidであったりブラウザ、あるいはスマートデバイスOSとしてのWindows自身に殺されるのが先かもしれませんが。

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以上、初めての煽りエントリーでした。

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